金沢｜サスティナブルな装飾ガラス。スタジオリライトのリサイクルガラスのサンプルを東北のラボットで！

スタジオリライトは、石川県金沢市にあるガラス工房です。運営母体は、石川県で電気工事業を営む株式会社サワヤ。2002年からリサイクル事業に取り組み、2003年にはガラス工房を立ち上げるなど業界に先駆けて環境問題に取り組んでいます。スタジオリライトでは、主に廃蛍光灯、廃ナトリウム灯、廃ブラウン管のリサイクルガラスを再利用して装飾ガラスを制作しています。

リサイクルガラスで制作した装飾ガラスのテクスチャーは、とても綺麗で表情も豊か。色味は、リサイクル素材そのままの色味を活かしています。

スタジオリライトでは敢えて規格を持たず、全ての製品が受注生産。お客様やデザイナーのご要望に対して、様々な制作提案しています。

デザイナーのご要望に応える技術

ホットワーク制法は、溶けたガラスを型に流し込むホットキャスト、吹き竿に巻き取り成形するブローワークがあります。ホットキャストは、溶解炉で溶かしたガラスを金型に流し込んで成型する技法。レンガやブロック程度のサイズが製作可能。仕上がりに透明感があり、研磨などの加工をせずに光沢のある仕上がりが得られます。

ブローワークは、窯の中で溶融したガラスを吹き竿の先端に巻き取り、息を吹き込んで成形する技法。ランプシェードやテーブルウェア、また一点物のオリジナリティを求める方にお勧めです。

キルンワーク制法は、型にカレット原料を敷き詰めて窯で焼き上げる方法で、主に大判の板ガラスを制作する際に使用されます。最大焼成サイズは約3000×1000㎜となっており、装飾ガラスとしては国内トップクラスの大きさの製作が可能です。テーブルトップや壁面装飾ガラスなどに利用されています。